今年4月に芸能界に電撃復帰した赤西が、初の連ドラの看板で、真価を見せる時が来た。
今作は、日本トップクラスの家庭の子息令嬢が集まる名門校を舞台に、警視総監の息子、世界的大財閥の令嬢など、個性豊かな超セレブ高校生6人が、さまざまな事件に巻き込まれる痛快学園コメディー。原作は81年に月刊漫画雑誌「りぼん」で連載が開始され、現在も「コーラス」誌上で不定期連載中。累計売り上げ約2500万部の超長寿人気漫画だ。
05年の同局系「anego」以来、2年4か月ぶりのドラマ出演となる赤西が演じるのは、警視総監の一人息子でありながら、ヤクザや暴走族など裏社会にも精通し、メカに強い行動派の高校3年生・松竹梅魅録(しょうちくばい・みろく)。
魅録は学園の生徒会「有閑倶楽部」の副会長を務めるサブリーダー的存在として難事件の解決に当たる。友情に厚く、誰からも慕われる性格の持ち主で、車やバイクはレーサー並みの腕前。無線、メカ好きで、ケンカも得意というアブナイ側面も。
同局制作サイドは「赤西さんの飾らない自然体の格好良さと、内面の真っすぐな芯の強さを併せ持つイメージは魅録にぴったり」と起用。また「そんなイメージを生かしつつ、おちゃめな魅力も存分に披露していただきたい」と期待を寄せている。撮影は9月中旬からの予定。悪との争いでは、赤西がバイクを巧みに乗りこなし、格闘シーンなど派手なアクションも見られるという。
赤西は「初主演ですが、そこはあまり意識し過ぎず楽しく撮影できたらいいなと思っております。原作のファンの皆さんの期待を裏切らないよう、原作を読んで感じた明るく楽しいドラマにしていけるよう頑張ります」と意気込んでいる。
◆赤西の休業、復帰から連ドラ初主演までの道のり 昨年3月にKAT―TUNの一員としてCDデビューし、人気絶頂だった同10月12日、突然の芸能活動休止を発表。米ロサンゼルスに語学留学した。今年4月19日、電撃帰国。翌20日に復帰会見を行い、同21日の仙台でのライブでアンコールから熱唱。5月9日放送の日テレ系「カートゥン KAT―TUN」でテレビ復帰も果たしていた。
(2007年8月30日06時01分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070830-OHT1T00079.htm
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