テレビや映画でも幅広く活躍する国民的人気グループと、孤高のシンガー・ソングライターが、熱き血を通わせた。
長瀬がかねてから心酔し、今年1月に松岡昌宏(30)が主演したショー「太陽の船」の同名主題歌も手がけた音楽界のカリスマに、TOKIOから熱烈ラブコール。4年ぶりのアルバム「Come on Stand up!」を引っさげアリーナツアー中の長渕も5人の熱意に応え、魂の叫びをミディアムテンポのロック「青春(SEISYuN)」に込めた。
「―負けた者たちの泣き言は ひとひらの枯れ葉さ 信じるのさ 永遠と未来と明日を」長渕の思いは、作詞・作曲だけにとどまらない。多忙なツアーの合間に何週間もスタジオに入り、TOKIOの魅力を最大限に引き出すため、デモテープを繰り返し改良。最初に送ったデモテープには、メンバーあてに肉筆の手紙まで添えた。
主演ドラマの主題歌ともなる長瀬は「ずっと一人の男として尊敬していた長渕さんに、楽曲を提供していただけたことが素直にうれしい。自分も表現者の一人として、長渕さんのデモテープを何度も何度も繰り返して聴き込み、この曲をプレーしたいと思いました」。しっかりと熱い魂を受け継いだ。現在は完成に向け、レコーディングを始めたばかり。松岡は「曲を聴いて、長渕さんが伝えたいことがとてもまっすぐだと感じました。ライブでプレーする時も小細工なしで、ストレートにプレーしたい」と、来年にも開催が期待されるライブでの“直球勝負”を願った。
(2007年9月28日06時03分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070928-OHT1T00077.htm
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